妄想が突き抜けてる女子高生<飼育少女;仲川麻子>

飼育少女(1) (モーニング KC)

これ、買おうかどうしようかすんごい迷ったんです。

なんかこう、表紙がアレじゃないですか。

タイトルもアレじゃないですか。

少女が誰かに飼われちゃうんだな、と。

本屋さんで見かけてもしばらくはスルーしてたんですけれど、毎度毎度目が合うもんで、根負けして買いました。

結果、めちゃめちゃ面白かったです!

少女、飼われてなかった

想像してた漫画とえらい違いました。

少女が飼われてなくて安心したんですけれど、ある意味飼われてるんじゃないの?という気もします。

この女子高生が、『生き物が好きだけど家がペット禁止なので飼えない』と言っているのを聞いた理科の先生が、ペット禁止のおうちでも飼える生き物をあげるんです。

そして、もらった生き物を飼って観察している女子高生を、理科の先生が観察している、という面白い構造になってます。

知らない生き物がいっぱい出てくる

先生が一番初めにあげる生き物が、『ヒドラ』なんですよ。

なんなの、ヒドラって。

ものすんごい気持ち悪いんですよ。カタチもなんかニョキニョキしてるし、動きもキモい(言いたい放題)。

でも、この女子高生は、先生から餌のあげ方とか飼い方をしっかり教えてもらって、どんどんお世話します。

お世話しながらどんどん妄想を膨らませ、しまいには暴走。

どんだけたくましい想像力してんだ! と感心するほどです。

そして、その観察したことを先生に熱く語ったりするわけです。

女子高生の観察眼に、理科の先生は時には吹き出し、時には感動し、ノートにメモる。

メモってんですよ、先生。

生き物を観察する女子高生を観察する先生!

先生と決別?

ヒドラだけでなく、フジツボとかも出てきます。

さすがに家では飼えないので、学校でお世話するんですけれど、そこに新しい仲間が登場します。

3年生の先輩女子なんですが、この先輩も生き物に詳しく、理科の先生のところにちょいちょい通ってきています。

主人公の女子高生は、生き物仲間を見つけて大はしゃぎ。

そして暴走。

誰か止めてやれ。

 

最後、先生と主人公に亀裂が入るところで終わってて、その後がとても気になります。

そのまま先生と仲良くして欲しいけれど、主人公が抱えることになったモヤモヤもよくわかるので、どういう選択をするのか見守りたいところ。

2巻が待ち遠しいです。

すんごい生き物好きだと思う

この作者さん、前に出してた漫画も生き物系でした。

これもすごく面白くて続きが出るのを待ってたんですけれど、なかなか出ず。

なんせ、会社で虫を飼ってますからね。

どんだけ虫が好きなんだ。

私は虫が苦手なんですけれど、この麻生さんの『虫への愛』を見てたらなんだか虫が可愛く見えてくる不思議。

続き読みたかったのになぁ。

麻生さんは割とおとなしい感じの人だったんですけれど、今回の女子高生は突き抜けた感じの子なので観察のしがいがあります。

あ、ちょっと先生がこの子を観察してる気持ちがわかってしまいました。メモせねば。

 

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