モブ仲間として応援したい!<モブ子の恋;田村茜>

モブ子の恋 1 (ゼノンコミックス)

タイトルがえらい直球だな、と思ったんですけれど、気になって買ってきました。

帯がですね『脇役だって、恋をする。』ですよ!

なんかすでに切ないんですけど!

 

おとなしくて、目立つのが苦手な信子ちゃんは、大学生になって始めたスーパーのバイトも、1年経ってようやく少し慣れてきたところです。

もともといる賑やかなバイト仲間に、とっても明るくて可愛い新人さんも加わり、ますます賑やかに。

でも、信子ちゃんはおとなしいのが基本ですし、脇役として今まで生きてきましたからね。

飲み会では、端っこでみんなの分のサラダをうまく取り分けるのに必死だし、注文したものが自分のところに届くまでに食べられて無くなっちゃいます。

そして、モブ子としての習性が染み付いていますからね。

人に気を使いすぎて話しかけるタイミングを失ったり、脳内シミュレーションでネガティブなことを考えてしまって動けなくなったり、一人反省会のし過ぎで眠れなくなったりします。

 

そんな信子ちゃん、同じスーパーでバイトする彼、入江くんに恋します。←すでにニヤニヤしている

 

いろんなことを考えすぎるので、自分の気持ちを話したり行動したり、そういうのがとっても苦手なんです。

だけど、ちょっとでも近づきたい! と思って、勇気を出して一歩進んでみたりします。

人と接するのが得意な人にとっては、普通にできることだし、なんでもないことだけれど、信子ちゃんにとってはものすごく勇気のいることなんですねぇ。

そして、信子ちゃんに恋されてる入江くん。

こっちもなかなかのとっつきにくさでして。

とっても真面目なメガネくんなんですよ。

そして、すごく優しいし気がきくいい人! 地味だけどいい人! ←ひとこと余計

入江くんも恋愛とは無縁な感じなんです。

それが、お? もしや? 君も?

みたいなですねぇ、なんともニヤニヤしてしまう展開でした。

あんな顔の入江くんが見られるなんて……

バイト仲間、いい仕事した! 君はいい子!

 

二人ともとっても真っ直ぐで、人思いで、でも不器用で。

がんばれっ!! て、ものすごく応援したくなります。

そして、バイト仲間たちがまた楽しい。

こんなバイト先いいなぁ、私も入れてくれないかなぁと思いました。

 

あと、ちょいちょい挟んである『モブ子の習性』が自分にどハマりし過ぎで、ものすごく共感しました。

そうか、私、モブ子だったのか! と今頃気づいてえらいスッキリしましたよ。

 

もしや私もモブ子なのでは? モブ男なのでは? とうっすら思っている人、ぜひとも読んで欲しいです。

そして、この二人のジリジリ進む恋を応援しましょう。

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