最近読んだ一番怖い本<消された一家;豊田正義>

消された一家―北九州・連続監禁殺人事件 (新潮文庫)

ひっさしぶりに風邪ひきました。

もう、今日はコタツから出ない! と決め込んで、ゴロゴロしながらこの本読んでました。

こんな体調の時に読んだらアカン本でしたけれども、続きが気になって止めることもできず、結局最後まで読んでしまいました。

世の中にこんな恐ろしいヤツがいるのか……とガクガクブルブルです。

 

初っ端から怖さ全開

 

最初、監禁されていた少女が、祖母の家に逃げてくるところから始まるんですけれど、そこからしてもう怖い。

追っかけてくる犯人は、ペラペラと嘘ばっかり並べるんですけれど、当事者たちはそれを信じてしまうんですよね。

そこに至るまでに、どれだけの精神的身体的虐待があったのか、その上、一緒に監禁されていた少女の父親はどんな風に殺されていったのか、そんなエゲツナイことがどんどん語られます。

おまけに、少女は6人の家族が監禁されていて、家族同士で殺し合いをさせた、という驚く証言をします。

しかも殺された家族は、ペラペラしゃべりまくる胡散臭い男と一緒に行動していた、内縁の妻の家族なんですよ。

内縁の妻の父親、母親、妹、妹の旦那、妹の子ども2人。

全員、死んでしまいました。

 

恐怖はどこから始まったのか?

 

内縁の妻と、ペラペラ男の出会いから始まり、どうやって服従させられていったのか。

なぜ、少女と少女の父親が監禁されることになったのか。

内縁の妻の家族が、どんな風にペラペラ男の思うがままに支配されるようになったのか。

どんな虐待があったのか。

どういう順番で、どんな風に殺されていったのか。

 

もうですね、ヒドイの一言につきます。

しかも、ペラペラ男は自分では一切手を下さない。

こんな人がそんなウヨウヨいるとは思いませんけれど、人間の残酷さを見た気がします。

人の心を操るのって、意外と簡単なのかもしれないなぁ。

 

 

 

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