平積みしてもいいと思うんだ!<はっぴーえんど;魚戸おさむ>

はっぴーえんど 2 (ビッグコミックス)

これ、なんであんまり本屋さんに置いてないんだろ……

たぶん、この表紙が原因なんじゃないかと思うんだけど。

なんか虫とかが出てきそうな感じ。

1巻がでた時も、『何の漫画なの?』っていう感じでしたものねぇ。

なんだろな……ってなるでしょ?

なので、買ってみました。(こうやってどんどん本代が増えていく)

 

魚戸さんの作品は、この二つを読んだことがあります。

 

 

ひよっこ料理人なんて、主人公の人生まるまる描かれてますから、身内の一生を見ている気分になりましたよ。

あんた、なかなかいい人生だったねぇ……←まだ死んでません

とか言って、いろいろからかってやりたい。

 

そして、玄米先生とリンクしているのも楽しいところ。

この二つで、『魚戸さんといえば料理』というイメージだったんです。

だけど、今回は料理とは全然違って『在宅での終末医療』のお話です。

 

北海道で診療所を営む医師が主人公なんですけれど、在宅で最期を迎える人のお家へ訪問しに行きます。

患者さんそれぞれの最期の迎え方があって、できるだけ苦痛がないように、心残りがないように、あれこれ配慮します。

患者さんだけでなく、その家族へも細い心配りが必要になりますから、先生は大忙しで、応援しているアイドルのライブにもなかなか行けません。

 

終末医療ですからね、毎回出てくる人が亡くなってしまうんですよ。

でも、不思議と悲しくなったりしないんです。

なんかこう『お疲れ様でした』という、穏やかな気分になる。

今まで燃えていたロウソクの火がゆっくり小さくなっていって、最後にフッと消えるような感じ。

それで当然というか、普通のこと、というか。

『亡くなるって自然なこと』なんだなぁと思いました。

 

だけど、みんながみんな、そんな穏やかに過ごせるわけもなく。

今まで我慢してきた鬱憤が爆発する人ももちろんいます。←たぶん私はこのタイプ

家族としては、『まだ根に持ってたのか……』と驚くこともあります。

そういうゴタゴタにもきちんと対応してくれる主人公の先生は、患者さんにとっても家族にとっても心強い味方でしょうねぇ。

 

この主人公の先生。

この先生も、自分の奥さんを早くに亡くしてしまっているんです。

そこがもう、すごく切ないんですよ!!

もし自分が先生の立場だったら、ただただ後悔が残ってしまうんじゃないかなぁと思います。

先生の終末医療に対する思いは、この奥さんへの思いからきてるんでしょうねぇ。

 

とってもステキなマンガなのに、本屋さんにあんまり置いてないのは残念過ぎる!

なんでよーーーーもっと置いてよーーーーと地団駄踏みたい気分です。

まだ2巻までしか出てないので、今のうちにぜひどうぞ!

 

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